こんにちは!
行政書士のオサカベです。
今回は、スモールビジネスでもクラウドファンディングは使えるの?というテーマについて紹介させて頂きます。
スモールビジネスでもクラウドファンディングは使える!
私も数年前までは、「クラウドファンディングって、社会的な意義があったり大規模なベンチャー企業だったりしないと使えないんじゃないの?」と思っていました。
確かにこうした企業は大規模なクラウドファンディングとの相性は良いと思います。
しかし最近では、こうした企業でなくてもクラウドファンディングが盛んに行われています。
街のサロンや飲食店など、いわゆるクラウドファンディングにてお金を集めることが可能です。
それが、「購入型」クラウドファンディングです。
購入型クラウドファンディングとは?
購入型クラウドファンディングとは、支援者に対し、支援の見返りとしてモノやサービスを提供するものです。
分かりやすい例で言うと、定食屋を始めようとする人がクラウドファンディングを行って一口3,000円を集めて、見返りとして「ランチ1回無料券」を渡すといったものです。
集めたお金は返済不要なので、銀行から融資を受けるのとは違って、全て自己資金となります。
購入型クラウドファンディングができたことで、クラウドファンディングのためのハードルが一気に下がり、購入型クラウドファンディングの市場規模も2017年の77億円から2020年の501億円まで急成長しています。
先行販売のようなイメージ
純粋に出資を受けるのではなく、商品やサービスというリターンがあるということで、感覚としては先行販売を行っているようなイメージですね。
多くの場合は、キャンプファイヤーなどのプラットフォームに自分のページを作って資金援助を募ることになります。スモールビジネスの場合は、ページを作っただけで見ず知らずの第三者が援助してくれるということは稀で、どちらかというと友人・知人から援助して貰うような形になります。
そのため、ページを作った後は、自分のFacebookやTwitterなどで定期的に告知を行い、クラウドファンディングをやっていることをアピールして資金を援助して貰う形が一般的です。
リターンの設定は間違えないこと
リターンの内容と、援助金額のバランスについては、実行前にちゃんと計算しておくようにしましょう。
スモールビジネスでのクラウドファンディングで集まる代金の相場としては、だいたい数十万円~100万円程度が一般的です。
ここからプラットフォームに支払う手数料と、コンサルに頼む場合はコンサル代金が引かれるので、残るお金は数万円~数十万円程度ということも少なくありません。
それに対し、リターンには当然原価がかかっています。
残ったお金から原価を引くとそれだけで赤字・・・ということも起こり得ますので、しっかり計算して行うか、信頼できるコンサルの方に相談して進めましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、スモールビジネスでもクラウドファンディングは使えるの?というテーマについて紹介させて頂きました。
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ぜひお気軽にダウンロード頂き、創業に役立てて頂ければと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。