こんにちは!越阪部龍矢です。
今日もお読み頂きありがとうございます。
今回は、資金繰り表の作り方について
解説させて頂きます。
もしこれを読んでいただいている方で、
・黒字なのになぜか思うほどお金が残らない
・設備投資をしていいのか判断がつかない
・銀行からいくらの融資を受けたら良いかわからない
といったことに悩んでいる方がいたら
今日のお話はとっても役に立ちます。
ここに挙げたものはすべて
「資金繰り表」を作ることで解決するからです。
▼利益だけ見ていてもダメ▼
経営状況を数字で見る際に、
多くの方がPL上の利益があるかどうかに
着目されると思います。
当然、利益が出ていれば経営はうまくいっていて、
利益が出ていなければうまくいっていない、
そう判断される方がほとんどですが、
実はこれって間違いなんですね。
というのも、
企業の経営状況を見ようと思ったら、
利益だけでは不十分で、
利益ではなくキャッシュ(現預金の動き)を
みないといけないからです。
財務を勉強した方にとっては当たり前ですが
実は利益というのは会計上の概念でしかないので、
たとえ黒字でもキャッシュがないということは
全然起こり得ます。
よく言われる言葉として
「利益は意見、キャッシュは事実」という
格言もあるくらい、
利益というのは曖昧なものなんですね。
なので会社の真の業績を測って、
未来の経営判断に役立てるには、
利益よりもキャッシュを重視すべきなのですが、
そのときに役立つのが「資金繰り表」です。
▼うまくいっている会社は作っている資金繰り表▼
この資金繰り表、
僕も顧問先さんには必ず最初に作るのですが、
それくらい、経営において大事な資料です。
会社の財務を良くしようと思ったら
資金繰り表がないとはじまらないと言ってもいいくらい
全ての資料の中で一番大事かもしれません。
成功している会社の社長に聞くと、
その中の多くは資金繰り表を作っています。
資金繰り表があることで、
・キャッシュショートが未然に防げる
・キャッシュから逆算して経営判断ができる
などなどのメリットばかりで、
作らないなんてあり得ないとすら
思っているんですが、
いかんせん、中小企業で資金繰り表を
作っている企業はまだまだ少ないのが実情なんですね。
こんなに使える資料なのに、
なぜ作っている企業が少ないかというと、
きっと「作り方がよくわからない」からだと思います。
資料としては簡単な構成なんですが、
特に教わる機会もなく、作り方がわからないという
会社も多いのではないかと思います。
そこで、この度動画にて資金繰り表の作り方を
実例をもとに解説させていただきました。
この資金繰り表、
あるとないとでは経営判断の質も
大きく変わってきますので、
ぜひご参考にされてみてください!