こんにちは!
行政書士のオサカベです。
今回は、2023年度の創業助成金について紹介させて頂きます!
2023年度の創業助成金
先日、東京都の創業助成金の公募要領が発表されました。
創業助成事業 – サービス紹介 | TOKYO創業ステーション (startup-station.jp)
毎年、年に2回公募されている補助金で、東京都の創業者だけが対象です。
令和5年度第1回の募集日程が決まり、今年は4月11日~4月20日が応募期間です。
助成対象者 | 都内での創業を具体的に計画している個人又は創業後5年未満の中小企業者等のうち、一定の要件を満たす方 |
助成対象期間 | 交付決定日から6か月以上最長2年 |
助成対象経費 | 賃借料、広告費、器具備品購入費 産業財産権出願・導入費、専門家指導費、従業員人件費 |
助成限度額 | 300万円(下限100万円) |
助成率 | 3分の2以内 |
基本的な条件は上記の通りです。
特徴としては、
- 使える経費の幅が広い
- 助成限度額が大きい
といった点です。
意外と知られていませんが、補助金は使い道が決まっています。
大体の補助金は、賃借料やPC購入、人件費などには使えませんが、なんと創業助成金ではこうした経費も補助対象となります。
賃借料や人件費まで補助が出るのは凄いですよね。
しかも最大300万円まで補助が出ますので、東京都は太っ腹です。
申請要件に注意
ただ、この補助金、創業5年未満ならだれでも使えるかというと、そうではありません。
いくつか細かい申請要件が定められており、これを満たす事業者でないと使えません。
申請要件 – 創業助成事業 | TOKYO創業ステーション (startup-station.jp)
申請まであと2ヵ月しかないので時間的にも難しいかもしれませんが、
- 東京創業ステーションでプランコンサルティングを受ける
- 都や区の制度融資を利用する
- 特定創業支援事業の支援を受ける
これらの申請要件であれば比較的狙いやすいのでおすすめです。
(僕がお客さんに案内するときには、①制度融資利用→②創業助成金の流れや、①特定創業支援事業→②7.5万円安く会社設立→③優遇条件での制度融資→④創業助成金みたいな流れを紹介しています。)
ぜひ、この機会にチャレンジしてみて下さい。
ただ、一点だけ、注意しなければならないのが、この補助金は採択率がめちゃくちゃ低いです。
年にもよりますが、10~15%が採択率の相場です。
というのも、大変人気な補助金なので、予算に対して応募者数が多いです。
全ての応募者の中から上位10~15%に入らなければいけません。
では、何で採択者が決まるかというと、事業計画書の出来+面談です。
一次審査が事業計画書で、二次審査が面談というイメージですね。
とにもかくにも、まずは事業計画書をしっかりと作らないといけませんので、頑張ってチャレンジしてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
まとめ
今回は、2023年の創業助成金について紹介させて頂きました。
ただいま、創業に役立つ小冊子を無料でプレゼントしています。
ぜひお気軽にダウンロード頂き、創業に役立てて頂ければと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。