こんにちは!
行政書士のオサカベです。
今回は、融資と借金の違いについて紹介させて頂きます。
融資に対するネガティブなイメージ
起業家の方と話していると、たまに「借入はなるべくしたくない」という声を聞きます。
確かに、「融資=借金」だと考えていると、まるで融資は悪いことのように思ってしまうかもしれません。
実際に、
- 融資はできればない方がいいよね
- 融資=悪!!
- お金に困っている会社がするのでは?
- できればない方が良いよね
といった感覚の方は多いのではないでしょうか。
特にこれまで会社勤めをしていた方からすると、融資と個人の借金の違いもよく分からずに悪いものだと思ってしまう気持ちはよく分かります。(現に僕自身、そう思っていました。)
融資と借金は違う!!
しかし、融資と借金は全く違います。
借金はネガティブなものですが、融資はポジティブなものです。
これは私自身が実際に融資を受けて事業を行って始めて心の底から実感しました。
融資と借金の違いは以下の通りです。
融資 | 借金 |
事業を継続・成長させるため | 個人消費の補填のため |
事業で生まれた利益から返済する | 特に利益を生まないお金 |
借りることで信用が増す | 借りることで信用が落ちる |
一番の違いは、「借りたお金で利益を生んで、その利益から返す」ということです。
個人の借金の場合、浪費・消費の補填の為にお金を借りるということが多いと思います。この場合では、いくらお金を借りてもそのお金が将来的な利益を生むことはありませんし、借りれば借りるほど返済が苦しくなるだけです。
それに対し融資の場合は、「借りたお金を事業用の投資に使って、そこから生まれた利益から返済する」というものです。融資でお金を調達して、そのお金を事業で増やして返すわけです。いわば投資におけるレバレッジに近い感覚です。
融資を受けることで、企業の行動できる範囲も大きく増えますし、投資にかけられるお金も増えます。
自己資金だけで事業を始めると成長まで時間がかかるところ、融資を受ければ成長を早くすることができます。
この前、成功している起業家の方とこの前お話していたのですが、その方が「融資はタイムマシンに乗るようなものですよね」と言っていて、なるほどと思いました。
融資を受ければ、その分投資も積極的にできるので、軌道に乗る前の辛抱の期間をなるべく短くして、より早くより大きく成長させることができます。
融資はいわば利益の前借りです。
うまく活用すれば会社にとって大きくプラスとなります。
この点が、単なる消費の補填である個人の借金とは大きく違うポイントですので、ぜひ知って貰えれば幸いです!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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ぜひお気軽にダウンロード頂き、創業に役立てて頂ければと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。