こんにちは!
行政書士のオサカベです。

今回は、友人からの出資金は自己資金になりますか?というテーマについて紹介させて頂きます!

出資であれば自己資金になる

起業にあたって友人から資金援助して貰った場合、それが出資して貰ったのか借りたのかは大きな違いとなります。

出資として資金援助して貰い、資本金として組み込まれている状態であれば自己資金として見て貰えます。反対に、借りたお金であれば自己資金としてはなりません。

自分で貯めたお金よりは評価は低い

友人からの出資金は自己資金として見て貰えますが、とはいえ自分でコツコツと貯めたお金よりは評価は下がります。

自己資金は創業融資においてとても大事な要素ですが、なぜ自己資金が大切かというと以下の2つの理由があります。

  • 創業後の資金繰りがしやすくなるから
  • 創業にあたって熱意や計画性があることを証明できるから

前者については人から出資してもらったお金でも大丈夫ですが、後者についてはやはり自分でコツコツと貯めたお金が評価されます。

他人からの出資金ばかりで自己資金が少ない状態だと、「この人は本気で創業を考えていたのだろうか」と疑われてもおかしくありません。

株式の所有割合に注意

一点、出資を受けた場合は株式の所有割合に気を付けてください。
友人の株式の所有割合が1/3や1/2を超えると、代表者は自分一人で自由に経営することができなくなります。

せっかく機動力の良い中小企業なのに第三者が経営に絡むのは非常に厄介です。
金融機関としても、代表が権限を持たない点はネガティブに見ざるを得ません。

纏めると、

  • 友人からの出資金は自己資金になる
  • ただし創業にかける熱意や計画性はアピールできない
  • 出資を受ける場合でも株式割合

ということになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、友人からの出資金は自己資金になりますか?というテーマについて紹介させて頂きました。

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https://osagyousei.com/report01/
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最後まで読んで頂きありがとうございました。