こんにちは!
起業資金の専門家、オサカベです。
「これから創業しようと思うんだけど、自己資金だけでは足りない・・・」という方!
今回はそんな方に向けて、創業で使える資金調達の方法4選というテーマについて紹介させて頂きます!
創業で使える資金調達の方法
創業期の主な資金調達としては、出資、クラウドファンディング、補助金、融資の4種類が挙げられます。
それぞれ詳しく説明していきます。
出資
まずは出資についてです。
出資は、投資家やVC(ベンチャーキャピタル)から会社の株式を与える代わりに資金を出して貰うことをいいます。
出資のメリットは、返済不要であること。利益が出なければ配当を出す必要もありません。
反対に、大きなデメリットとして、株式を第三者に渡すことになるので、経営の自由度が下がるという点です。
会社の株式というのは、いわば会社の所有権です。この所有権の一部を第三者に渡すことになるので、経営する上で他人から色々と口出しされたり、社長一人で物事を決められなくなったりと、経営の自由度が下がるという点がデメリットです。
また、そもそも出資してくれる人が見つからないとできないので、ビジネスによってはそもそも出資のハードルは高いこともあります。
クラウドファンディング
クラウドファンディングは、インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達することをいいます。
クラウドファンディングもいくつか種類があるのですが、その中でも一般的に利用しやすいのは「購入型クラウドファンディング」です。
購入型クラウドファンディングとは、商品やサービスなどのリターンを用意して資金調達を募るものです。例えば飲食店がクラウドファンディングで資金を調達する場合は、リターンとしてランチ無料券を付ける、といったイメージです。
クラウドファンディングのメリットは、出資と同様に返済不要のお金を調達できるという点です。
反対にデメリットとしては、クラウドファンディングの期間中の告知活動が大変であることや、多額を集めるのはハードルが高いといったことが挙げられます。
スモールビジネスで購入型クラウドファンディングを行う場合は、SNS等で知人から資金援助を募るケースが一般的です。この間は頻繁に告知活動を行うことになるのでその分の労力がかかります。
また、集まる資金も、いわゆる飲食店やサロンみたいなスモールビジネスの場合だと、数十万円から100万、200万、みたいな金額となることが多いです。そこからプラットフォームの手数料やコンサル料を引くと、案外手元に残らない、ということもあったりします。
ただ、クラウドファンディングは、テストマーケティングのような意味でも効果的なので、何か小さくアイデアを試してみたい、というときにはいいと思います。
補助金
補助金は、国や地方自治体から貰える返済不要のお金です。
ただ、補助金は誰でも貰えるわけではなく、審査を基に、国の政策に合致した事業者だけが、貰えるお金です。
メリットとしては、返済不要であることです。
返済不要で、それでいてリターン等も不要なので、ぜひ使えるなら使っておきたいものです。
反対にデメリットとしては、申請手続きが煩雑ということと、後払いということが挙げられます。特に後者が要注意です。
補助金は、使った経費に対して後から一部が補助されます。
そのため、元手となるお金がないと使えません。
補助金を元手に起業する!みたいなことはできないので要注意です。
融資
融資は、銀行などの金融機関からお金を借りて、利息を付けて返すことです。
メリットとしては、比較的早く資金調達することが可能で、出資と違って経営権を渡す必要もありません。出資やクラウドファンディングと比べると、比較的取り組みやすいのは融資だと思います。
デメリットとしては、元金の返済と利息の支払いが必要という点です。
利息分の費用がかかるほか、毎月の元金返済もあるので、きちんと資金繰りを考えないと、どんどんお金が減っていく・・・ということにもなりかねないので、融資を受けるときには資金繰りは必ずシミュレーションするようにしてください。
まとめ
ということで、今回は創業で使える資金調達の方法4選について紹介させて頂きました。
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ぜひお気軽にダウンロード頂き、創業に役立てて頂ければと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。