こんにちは!
起業資金の専門家、オサカベです。
今回は、見せ金を用意すれば創業融資審査は有利になるのかというテーマについて紹介させて頂きます。
創業融資審査で大事な自己資金
創業融資審査では、自己資金はとても大事です。
一番大事といっても過言ではないくらいです。
というのも、自己資金というのは、創業における熱意や計画性の表れとして見られるからです。「本当に創業しようと思っていたなら、自己資金ぐらい用意しているよね」というのが金融機関の本音です。
逆にいうと、自己資金が用意できていなければ、
- きっと思い付きで起業したのではないか
- 計画性のない人ではないか
という風にネガティブに思われてしまいます。
一般に、「融資が受けられる額は自己資金の2倍程度まで」と言われるくらい、創業融資において自己資金はとっても大事な要素なのです。
では、創業融資申し込み時に見せ金を用意しておけば・・・
こういう話をすると、よく
「融資申込みの時にだけ知人からお金を借りて見せ金を用意しておけばいいのでは?」
と言われます。
確かに、一時的にお金を用意すれば、創業融資審査時点での現預金残高は多くなります。
しかし、こういったお金(見せ金)は、創業融資の審査上、有利にならないどころかむしろマイナスになります。
創業融資における自己資金とは、創業者自身が自由に使えるお金を指します。
当然、他人からの借入は自己資金にはなりません。
仮に、知人からの借入で残高を一時的に増やしても、残高の動きは過去の通帳を見れば一発で分かります。直近数カ月で大きな入金があれば、金融機関からは「この入金って何ですか?」と突っ込まれてしまいます。
だいたいの見せ金はバレる
ほとんどの見せ金は、通帳の動きでバレます。
どんな言い訳をしてもほとんどバレます。
たまに、「自分が別で持っている口座を経由して入金すればどうか」とか「現金で貰えばどうか」ということを聞いてくる方もいますが、そういった手は通用しません。
「別口座で持っていたお金で~」と言ったら、「ではそちらの口座の通帳を見せてください」と言われますし、「現金で貯めていたお金で~」と言ったら、「現金は貯めた証明がないので自己資金とは扱えません」と言われます。
見せ金がバレた結果、金融機関からは「金融機関をだまして融資を受けようとした人」という印象になり、融資はほぼ不可能になります。
バレる可能性が高く、バレたら融資の可能性がほぼ0になるということで、見せ金は絶対にしないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、見せ金を用意すれば創業融資審査は有利になるのかというテーマについて紹介させて頂きました。
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ぜひお気軽にダウンロード頂き、創業に役立てて頂ければと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。