こんにちは!
行政書士のオサカベです。

今回は、新規性の高いビジネスモデルで創業融資を受けるコツについて紹介させて頂きます。

新規性の高いビジネスモデルで起業すると、金融機関からはどう思われる?

世の中には、飲食店やサロンのように世の中で一定数が存在するビジネスモデルと、そうではなく全く新しいビジネスモデルがあります。

一見、既存のビジネスよりも、新規のビジネスの方が「独自のニューモデルなので成功する!!」と思われそうですが、実は融資という面でいうと、新規ビジネスはちょっと苦労します。

金融機関の見方って、とっても保守的なんです。

「新しいビジネスモデルにマーケットのニーズはあるのか?」
「そのモデルでは儲からないから世の中にないのでは?」

こんな風に思われます。夢がないですね。笑
早い話、「貸したことがない業種には貸したがらない」というのが基本的な考え方です。


逆にいえば、新しいビジネスモデルで起業するときは、こうした懸念を払しょくできるような材料を示さなければなかなか借り入れは難しいということになります。

新規性の高いビジネスで融資を通すコツ

実際に、私のお客様でも、全く新しいビジネスモデルで創業融資を受けた方がいます。
詳しい業種は言えませんが、既存のビジネスモデルと異なるもので、「そんなサービス、世の中にない!」というものでした。

話を聞いてみると、新しいビジネスモデルではあるものの、「なるほど、たしかにこれは需要あるかも!」と思えるものでした。しかし、金融機関に書面でアピールするにはイマイチ説得力に欠けます。

そこで、「どうすれば金融機関から納得して貰えるか・・・」と考えた結果、お客様に以下のような工夫をしてもらいました。

テストマーケティングをしてもらった

お客様に頑張って貰って、アンケートを実施して貰いました。
お客様の情熱も本気度も高く、見込み顧客への数十件のアンケート結果が集まり、市場ニーズや価格感が分かりました。

また、1件のモニター受注ができていたので、モニターの方から貰ったフィードバックや感謝の声についても事業計画書に記載して融資を申し込みました。

このように、

  • アンケート
  • モニター受注

といった工夫(=テストマーケティング)の結果を事業計画書に記載することで、まだ世の中にないビジネスモデルであっても融資の成功可能性を高めることができます。

実際に、金融機関の担当者からは、「珍しいビジネスモデルだったので一見難しいかもと思いましたが、事前にアンケートを取ったりしていたので、希望額満額の融資ができました」と言われたので、効果はありました。

新規性の高いビジネスモデルで開業される方は、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、「新規性の高いビジネスモデルで創業融資を受けるときのコツ」というテーマについて紹介させて頂きました。

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https://osagyousei.com/report01/
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最後まで読んで頂きありがとうございました。