osa こんにちは！
起業資金の専門家オサカベです。
今回は、日本政策金融公庫の創業融資では3,000万円借りられるって本当！？というテー間について紹介させていただきます。
起業家からの問い合わせ
先日、とある起業家さんから、「日本政策金融公庫のホームページに、創業融資なら3,000万円まで借りられると書いてあったので、とりあえず3,000万円借りたいのですが・・・」という相談を頂きました。
確かに、日本政策金融公庫の新創業融資という制度では、
返済限度額；3,000万円（うち運転資金1,500万円）
と書いてあります。
そのため、「なるほどー、3,000万円まで借りられるのかー！」と思いがちですが、実はここに注意点があります。
確かに制度上の融資上限額は3,000万円ですが、実際に3,000万円満額を創業のときに借りられる方はほとんどいません。
では実際はいくらまでが現実的に借りられる上限なのかというと、1,000万円です。
1,000万円というのが、日本政策金融公庫から借りられる現実的な上限額です。
というのもこれには理由があって、日本政策金融公庫の支店長が決済できる枠が1,000万円までだからです。1,000万円を超すと本部の決済が必要になるので、審査のハードルも段違いに上がります。
そのため、ほとんどの業種では1,000万円より多額を借りることは現実的には無理に近いです。
1,000万円より多く借りたいときは
では、1,000万円より多い額が必要になる場合はどうしたらよいかというと、「協調融資」というものを使ってください。
「協調融資」とは、公庫と民間の銀行の2か所からお金を借りることを言います。
例えば公庫から800万円、民間の信用金庫から700万円、というイメージです。
協調融資を行って2か所からお金を借りることで、1,000万円を超える額でも融資を受けることが可能になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、日本政策金融公庫の創業融資では3,000万円借りられるって本当！？というテーマについて紹介させて頂きました。
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ぜひお気軽にダウンロード頂き、創業に役立てて頂ければと思います！
最後まで読んで頂きありがとうございました。