こんにちは!越阪部龍矢です。 
今日もお読み頂きありがとうございます。

突然ですが、
『コロナ融資の返済が始まって資金繰りが苦しい・・・』
という方、今も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本日は、そんな方に絶対に知っていただきたい
国の救済制度についてお伝えさせていただきます。

期限があるので、もし返済に悩んでいる方は、
先延ばしにせずすぐに動いてくださいね。

▼コロナ融資の救済制度▼

2020年から民間金融機関の
コロナ融資(通称:ゼロゼロ融資)が始まり、
2022年に終了しました。

僕もお客さんの資金繰り支援をしている中で、
コロナ融資が終わったいま、
新規融資に対する金融機関の姿勢は
以前よりも固めだなーと思っています。

以前は赤字でも債務超過でも
コロナ融資で資金調達ができたのですが、
今はもう平時のスタンスに戻り、
資金調達も簡単ではありません。

では、今はもうコロナで資金繰りに
困っている企業への救済策はないのかというと
そうではありません。

今国がやっているのは、
「コロナ借換保証」という、
コロナ融資を借り換えるための保証スキームです。


https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sinyouhosyou/karikae.html
(参考:中小企業庁/コロナ借換保証)

この制度を使って
既存のコロナ融資を借り換えることができれば、

・据置期間の設定
・借入期間の延長

によって資金繰りを良くすることができます。

▼ただ、この制度は期限間近!!▼

ただ、この「コロナ借換保証」ですが、
2024年2月5日現在の情報だと、
来月の3月31日に終了の予定です。

もしかすると延長の可能性もあるかもしれませんが、
今のところその情報も出ていないので、
終了すると思って早めに動かないと、
いよいよ打つ手がなくなってしまいます。

ただ、注意しないといけないのが、
「じゃあ3月に動けばいいや」
と考えていると、もう手遅れという点です。

どういうことかというと、
この制度の「3/31まで」というのは
あくまでも保証協会への申込ベースの日程です。

通常融資を受けるときは、

・銀行へ打診
・銀行内部で稟議
・保証協会へ渡る

というプロセスをたどります。
そのため、3月に銀行に持って行っても、
保証協会に渡るのは4月になる・・・
といったことも考えられます。

通常、銀行内での処理に1ヶ月程度かかるとして、
遅くとも2月中に融資を申し込まないといけません。

ましてや今はただでさえ銀行が忙しい期末ですし、
制度の終了に伴い駆け込み需要も出てくると思うので、
もっともっと時間がかかることも想定されます。

そのため、なるべく早く、
もう今日この記事を見たら
すぐに銀行に相談するくらいのスピード感で動かないと、
手遅れになるかもしれないのでお気をつけください。

そんなコロナ借換保証について、
詳しくはこちらの動画でも説明していますので、
ぜひ合わせてご確認ください。