こんにちは!
行政書士のオサカベです。

「自己資金だけで何とかなりそうだし、融資は別にいいかな」
「借金してまでやるのはちょっと・・・」

創業にあたって、このような考え方を持っている方はいませんか?
確かに、お金が足りているのに借りる必要ない、という気持ちは分かります。

しかし、創業融資は必ず受けておいた方が良いと私は思います。
今回の記事では、たとえ自己資金があったとしても創業融資を受けておいた方が良い理由について紹介していきます。

創業融資を受けておけば・・・

創業融資は、「創業時だけ使える特別な融資」です。

  • 実績が無くても借りられて
  • 担保や連帯保証人も不要で
  • おまけに金利も安い

こんな融資制度は他にありません。ある種、創業者だけの特権です。

創業者の50%は3年以内に廃業すると言われています。
数字の精度は分かりませんが、確かに言えるのは、廃業理由の多くは「資金不足」だということ。

創業してすぐは、売上も不安定です。
それなのに先行投資が必要になり、みるみる資金が減っていきます。

思うように売上が伸びなかったとして、その時に「資金が減ってきたから融資を受けよう」と思っても、その時には金融機関は相手にしてくれません。

そして、「あと3か月続けていれば黒字化するのに・・・」ともどかしい思いを抱いたまま廃業せざるを得ない状況に陥ります。

こうした辛い思いをしてほしくないからこそ、創業時に融資を受けておいてほしいんです。

創業融資は借りやすい?

創業融資は借りやすいというと語弊があるかもしれませんが、
比較的利用しやすい制度なのは確かです。

例えば日本政策金融公庫の場合、創業者に融資を行うノウハウをたくさん持っていますし、民間の金融機関であっても、創業の場合は信用保証協会が100%保証をしてくれるので貸しやすいというところはあります。(責任共有制度といって、通常期の融資の中には、信用保証協会が80%保証を行い、金融機関は20%のリスクを負わないといけないものもあり、及び腰になることも多いです。)

そのため、借りやすい創業期に借りておくことが、事業を軌道に乗せていくために大切になります。

借りられるだけ借りるべき?

会社がある程度軌道に乗ってくれば、無駄な借り入れは利息負担が大きくなるだけですし、元金返済で資金繰りが悪化することになるので、必要ない資金は借りなくて良いと思います。

しかし、創業時は別です。

創業時のお金はあればあるほど良いです。
先ほど述べた通り、創業期には何があるか分かりません。

売上も不安定でいつ軌道に乗るかどうかわからないですし、
当初計画していた以上に経費が多くかかってしまうということもよくあります。

そのため、まだ実績が無く当面の予測が立てられないときには、借りられるときに借りられるだけ借りておいて、軌道に乗るまでの時期を耐え凌げるぐらいの体力をつけて頂きたいのです。

こうすることで、いざ事業が軌道に乗るまでの時間が予想以上にかかったとしても、それまでの期間を耐え凌ぐことができます。

2~3年後の資金調達戦略の面でも有効

さらに言えば、創業融資を受けて返済実績を作っておくことで、

2~3年後、事業を拡大させるときの追加の資金も借入がしやすくなります

事業がうまく行って、人を雇って事業拡大したいときや新店舗を展開したいとき、
当然新たな資金調達が必要になりますよね。

このときにはじめて金融機関に行くよりも、
創業時に融資を受けておいて借入と返済の実績がある会社の方が資金調達はしやすいです。

更に言えば、日ごろから金融機関とコミュニケーションを取って、
決算書や試算表の数字、事業計画について共有しておけば、
いざ資金が必要になったときに親身になって応じてくれやすくなります。

金融機関というのはどうしても保守的な性格なので、
初めて取引するとなるとどうしても警戒されます。

たとえ融資が受けられたとしても、
初回取引ということで希望額から減額されてしまい、満足した額の資金調達ができない可能性もあります。

こうならないためにも、創業融資を受けておいて、
創業期のうちから金融機関との関係性を作っておくというのは、
長い目で見た時に非常に重要となります。

たとえ自己資金で足りていたとしても

このような理由から、私としては、たとえ自己資金で何とかなりそうだとしても、創業融資で借入をしておくことを強くオススメします。

お金が足りているのなら、金融機関から融資を受けて、
そのお金は手をつけずに持っておいて元金返済に回せばよいのです。

確かに、借入をするとその分利息が発生し、費用が増えます。
しかし、たかが2~3%程度の利息です。
制度融資をうまく利用すればもっと安いです。

  • 思うように軌道に乗らなかったときの為の保険
  • 金融機関へ返済実績を作って、将来もっと多く借入するための投資

だと思えば、かかるコストなんて安いものです。

別にポジショントークでもなんでもなく、本当にこう思っています。
(これまで、創業融資を受けずに資金繰りに困る経営者を多く見てきました。)

会社を軌道に乗せたいなら、軌道に乗った後も継続的に発展させていきたいなら、
絶対に創業融資は受けておくべきです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、自己資金で開業できるのに創業融資は必要なのか?というテーマについて紹介させて頂きました。

たとえ自己資金があったとしても、創業期に融資を受けておくことで、中長期的には必ずプラスになります。
ぜひこのような考え方で創業融資を利用して頂ければと思います。

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