こんにちは!
起業資金の専門家、オサカベです。
「創業融資っていう言葉は何となく聞いたことあるけど、実際何なのかよくわかってないんだよねー」という方、結構多いと思います。
今回は、そんな方に向けて、今さら聞けない創業融資というテーマについて紹介させて頂きます。
そもそも融資とは?
そもそも融資という言葉は普段あまり耳にしない言葉かもしれませんが、一言で言うと、銀行などの金融機関からお金を借りて、利息を付けて返すことです。
たとえば600万円を銀行から借りて、それを5年で返していくような場合です。
最初に借りた600万円は、5年間、つまり60ヵ月で返していくので、毎月10万円ずつ返します。これを元金返済といいます。
融資は、元金返済とは別に利息の支払いも必要です。
利息は、残っている借入額の残高に対して、年間で2~3%くらいがかかります。
この利息も、元金返済と同様に、お金を借りている期間は毎月払っていくことになります。
私のところに相談にくる方も勘違いしている方も多いのですが、融資は返さなければいけないお金です。補助金や助成金のような返済不要のお金と勘違いされやすいですが、融資はあくまでも借りるお金で、利息を付けて返さなければいけません。
融資は事業の維持や拡大に必要なもの
よく、融資と借金を混同して、融資=悪とか、業績の悪い会社がするものというイメージをお持ちの方もいますが、事業のための融資は悪いことではないです。
純粋に会社のお金である「自己資本」だけでなく「他人資本」である融資を活用することで、会社として取れる行動も変わってきますし、より早く成長させることもできます。
そんな融資だが、創業者はハードルが高い
そんな融資ですが、創業者は融資のハードルが高いのが実情です。
というのも、普通、融資審査は決算書を基に貸すか貸さないかの審査を行っています。
しかし、創業者には決算書がありません。
これまでの実績もないので、銀行としても積極的に貸したい相手ではありません。
そのため、銀行から直接お金を借りる「プロパー融資」では創業者はお金を借りることはほとんどできません。
ただ、創業者が銀行からお金を借りられないとなると、日本の創業も発展しないので、そこで国が「創業融資」という制度を設けているわけです。
創業者でも借りられる融資
創業融資の代表的なものは、日本政策金融公庫という政府系の金融機関がやっている融資です。
日本政策金融公庫は、政府が100%出資している金融機関で、民間の銀行の補填をするためにあります。民間の銀行が貸せないような相手(たとえば創業者)に対しても、ちゃんと融資を検討してくれます。国が政策として、税金を使って行っているからですね。
日本政策金融公庫の創業融資を使えば、実績のない創業者であっても、
- 無担保無保証
- 比較的低金利
といった好条件で融資が受けられます。
せっかく創業のときに使える国の制度なので、ぜひこの機会に知って、活用してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、今さら聞けない!創業融資って何?というテーマについて紹介させて頂きました。
ただいま、創業者に役立つ小冊子を無料でプレゼントしています。
ぜひお気軽にダウンロード頂き、創業に役立てて頂ければと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。