こんにちは!
起業資金の専門家オサカベです。
今回は、穴場の創業枠!起業で使えるオススメ補助金というテーマについて紹介させて頂きます。
創業枠、使ってますか?
今回取り上げるオススメ補助金は、「小規模事業者持続化補助金」です。
この補助金は、小規模事業者が販路開拓の取組をする際に、かかった経費の一部を国が負担してくれるという補助金です。
小規模事業者持続化補助金の補助額は、通常だと50万円なのですが、なんと創業枠という特別枠で申請すれば、補助上限が200万円まで引きあがります。さらに令和5年度の小規模事業者持続化補助金では、インボイスに対応する事業者には補助金の上限額が50万円上乗せされるという特例もあります。
最大250万円が補助金として出るということで、創業枠をフル活用すれば、比較的多額の補助金を貰うことができます。
創業枠を使うためには
この創業枠で申請するための要件として、「特定創業支援等事業」による支援を受けて創業することが挙げられます。
特定創業支援等事業とは、市区町村が行っている創業塾や創業相談のことです。「事業を行う市区町村名_特定創業支援等事業」で検索すると、自治体のホームページに書いてあるはずです。
行っている内容は市区町村ごとに違いますが、創業塾や創業相談を受ければ認定証が貰えて、その認定証があれば創業枠で申請することができて、補助金の貰える上限額が増えるということになります。
持続化補助金は何に使えるか
補助金は使える経費に制限があります。特定の経費に対してしか補助は出ないので、補助対象経費は何かということをしっかり押さえておく必要があります。
小規模事業者持続化補助金の代表的な経費の使い道は、
- 機械装置等費:機材の購入
- 広報費:新サービスを紹介するチラシ作成・配布、看板等
- ウェブサイト関連費:ウェブサイトやECサイト、SNS広告
などが挙げられます。
創業時にこういった経費に多額を使う予定であれば、小規模事業者持続化補助金の創業枠を申請してみるのもいいと思います。
小規模事業者持続化補助金を申請するときの流れ
小規模事業者持続化補助金を申請ときの流れとしては、まず初めに公募要領というマニュアルを読んで、申請に必要な書類を用意します。このときに必要な書類として、ワードで8枚分の事業計画書を作る必要があります。
書類を揃えたらWEBまたは郵送で申請することになります。
電子申請をすれば加点されるので、基本的にはWEB上で電子申請をすることになります。
申請したら、2ヵ月後くらいに採択の通知が行われます。
補助金は、申請すれば誰でも貰えるものではありません。
事業計画書の内容を審査員が見て点数を付けられます。
その点数が高い事業者から順に補助金が出ることが決定します。
補助金が採択されたら、申請したとおりに経費を使って、実績報告を行って、晴れて補助金が入金されることになります。
小規模事業者持続化補助金の採択率
小規模事業者持続化補助金がなぜ穴場でオススメかというと、採択率が高いからです。
回によって多少のばらつきはありますが、だいたい6割~7割の事業者は採択されています。
たとえば、東京都がやっている創業者向けの補助金、創業助成事業なんかは、採択率が10~15%くらいの難関な補助金です。
これに比べると、採択率6~7割というのは非常に高いですよね。
採択率が高くて、かつ補助上限も割と多いということで、創業一発目の、最初にチャレンジする補助金にはもってこいだと思います。
ということで、創業時に機械装置や広告などに投資を行う際には、ぜひ小規模事業者持続化補助金を使ってみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、穴場の創業枠!起業で使えるオススメ補助金というテーマについて紹介させて頂きました。
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お気軽にダウンロード頂き、創業に役立てて頂ければと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。