こんにちは!
起業資金の専門家オサカベです。

今回は、元金返済と金利って何?というテーマについて紹介させて頂きます。

融資を受けるときには、元金返済+金利の支払いが必要!

金融機関から創業融資を受けたあとは、毎月の元金の返済と、金利の支払いが必要です。
例えば100万円を借りて105万円で返したような場合だと、100万円の部分が元金返済、5万円の部分が利息となります。

元金返済の計算方法

元金返済の計算方法は単純で、創業融資の場合では、元金を借りる期間で割った金額を毎月一定で返していくことになります。

たとえば500万円を6年で借りた場合、6年、つまり72ヵ月で500万円を返すことになるので、毎月の返済額は500万円÷72=約7万円となります。

利息の計算方法

これに対して、利息の計算方法は、残っている融資の残高に利率を掛けたものをいいます。
たとえば、500万円の借入が残っていて、利率が年利2%だとすると、初月に支払う金利は500万円×2%÷12でだいたい8,300円くらいになる計算です。

残っている融資残高が減っていけば、それに準じて支払う利息も減っていくことになります。

利息は費用になるが、元金返済は費用にならない

ぜひ知っておきたいことは、利息は費用になるが、元金返済は費用にならないということです。

損益計算書を見てみると、
経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用ということが分かります。

この「営業外費用」として、支払利息が乗ってきます。
つまり、利息は費用として計上されるということです。

これに対し、元金返済は、どこにも乗ってきません。
つまり、元金返済は、最後に残った利益から返済を行うということになります。

先ほどの例で、毎月7万円の元金返済+8,300円の利息支払をしていた場合、8,300円の利息支払いは費用になりますが、7万円の元金返済は費用になりません。

なので、仮に毎月3万円の利益が出ていたとしても、実際のお金の動きでは、3万円の利益から7万円の元金返済が出ていくので、4万円お金が無くなっていくことになります。

実際は、ここに減価償却費や税金といった他の要素が含まれるのですが、ここでは単純化して考えると、少なくとも7万円以上の利益を上げないと、毎月のお金はどんどん減っていく一方になってしまいます。

ここを知っておかないと、「利益は出ているのにお金が減っていく」ということになりかねないので、しっかり知っておくようにしましょう。

まとめ

ということで、今回は、元金返済と金利について紹介させて頂きました。
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ぜひお気軽にダウンロード頂き、創業に役立てて頂ければと思います!

https://osagyousei.com/report01/
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最後まで読んで頂きありがとうございました。