こんにちは!
行政書士のオサカベです。

今回は、実行できる創業計画書を作った方が長い目で見た時に良いワケというテーマについて紹介させて頂きます。

・・・というのも、先日お客さんからの相談を受けている中で、

融資を借りるときの創業計画書って、業績絶好調で急成長するような計画を見せれば良いんですか?

という質問がありました。
確かに、業績が悪い計画書よりも良い計画書の方が当然良いです。

しかし、業績云々の前に大事なポイントが抜けています。
絵に描いた餅ではなく、実行できる計画かどうかという点です。

金融機関との関係は一度借りて終わりではない

融資を有利に進めるための事業計画書というと、

  • 現実に即していないことを書く
  • 見せかけの収益シナリオを書く

といったことで現実よりもよく見せてお金を借りることだと思っている方がごくまれにいます。

そもそも、ほとんどの場合でこのような手口は金融機関にはバレています。
それでも運よく借りられたとしても、長期的に見れば絶対にツケが回ってきます。

一度はその場しのぎの事業計画書で借りることができたとしても、金融機関との関係は一度借りて終わりではありません。民間の金融機関から借りた場合は毎年決算書の提出を求められますし、公庫から借りた場合でも次に借りるときに業績はチェックされます。

このときに、前に提出した事業計画書が現実に即しておらず全然実行できていなかったらどうなるでしょうか。

計画と現実の乖離が大きすぎると、それだけで悪印象です。場合によっては追加融資が受けられなくなることもあります。

長期的に考えれば、絵に描いた餅の計画書ではなく、きちんと実現できる計画書を書かないといけないわけです。

創業計画書に求められる丁度いい塩梅とは・・

とはいえ、楽観的過ぎて現実に即していない事業計画書はダメなものの、逆に手堅く考えすぎて全く儲かっていない事業計画書でももちろんダメです。笑

悲観的に考えるあまりに、赤字がずっと続いていたり、黒字でもキャッシュフローが出ていなかったりすると借り入れはできません。

実務上は、楽観的すぎてもダメですが、悲観的すぎてもダメ、ちょうどいい塩梅の計画書が好まれやすいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、実行できる創業計画書を作った方が長い目でみて良いワケというテーマについて紹介させて頂きました。

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https://osagyousei.com/report01/
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最後まで読んで頂きありがとうございました。