こんにちは!
起業資金の専門家オサカベです。

今回は、創業融資が断られる理由ワースト3というテーマについて紹介させて頂きます。
仕事柄、創業融資に申込んだものの落ちてしまったという相談をよく頂きますが、特によく聞く否決理由について紹介させて頂くので、ぜひご参考になれば幸いです。

創業融資が断られる理由ワースト3

収支計画の見通しが甘い

創業融資が断られる理由の1つ目は、「収支計画の見通しが甘い」という点です。
創業融資を申し込む際には、軌道に乗る前と軌道に乗った後の収支計画を書く必要がありますが、その見立てが甘いと融資を受けることはできません。

たとえば、なんの根拠もなしにただただ売上が右肩上がりで推移していく計画を書いていたり、売上が上がっていくのに経費は横ばいみたいな計画を書いていたり、こうした計画は信ぴょう性がないのでいくら計画上で利益が出ていても金融機関からは信じて貰えません。

第三者が納得するような収支計画や資金繰り計画を作らないと融資は通らないので、売上や経費につい細かく積算で計算したり、またその根拠となる資料も作ったり、こういった工夫によって事業計画書に説得力を持たせるようにしましょう。

自己資金が少ない

創業融資が断られる理由の2つ目は、「自己資金が少ない」という点です。
創業融資の審査においては、自己資金はとても大事です。

というのも、自己資金は、創業に対する本気度や計画性の表れとして見られるからです。
金融機関からすると、「本気で創業したかったのなら、当然自己資金くらいは用意しているよね?」と思われます。

逆に言えば、「自己資金がないということは、本気じゃないのでは?」、「単なる思い付きで、計画性がないのでは?」と思われます。

目安としては、必要総額の1/3くらいの自己資金は持っておきたいです。
必要総額に対して自己資金が少ないと、それだけで融資が断られる理由になります。
その場合は、借入希望額を減らして申し込むなり、もう少しお金を貯めてから融資を申し込むなりして対策を取るようにしてください。

創業する分野での経験が少ない

創業融資が断られる3つ目の理由は、「創業する分野での経験が少ない」という点です。
創業融資では、会社としての実績がまだないので、創業者自身のキャリアやこれまでの経歴が重視されます。

特に、創業する分野での経験があるのかどうかは必ずチェックされます。
経験が少なかったり、未経験だったりすると、それだけで審査にはマイナスになります。

ではどれくらい経験があれば良いかというと、一般的には6年以上と言われています。

創業する分野で6年以上の経験がある方であれば心配はありませんが、まだ経験が少ない方や未経験の方は、自己資金を多めに用意したり、事業計画書のクオリティを上げたり、他の要素でカバーするようにしましょう。

まとめ

ということで、今回は、創業融資が断られる理由3選というテーマについて紹介させて頂きました。

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https://osagyousei.com/report01/
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最後まで読んで頂きありがとうございました。