こんにちは!
起業資金の専門家オサカベです。

今回は、銀行に出す事業計画書とVCに出す事業計画書の違いというテーマについて紹介させて頂きます。

一口に事業計画書といっても・・・

創業時に融資や出資で資金調達する際に、どちらにも共通することがあります。
それは、「事業計画書を作る」ということです。

融資の場合は銀行に対して、出資の場合はVCや投資家に対して、今後の事業の計画を示す必要があります。

実はこの際に、一口に事業計画書といっても、融資のときの事業計画書と出資のときの事業計画書は書く内容やテンションが違います。というのも、融資と出資では見られているポイントが全く違うからです。

それぞれの見るべきポイントの違い

融資においてみられるポイントは、会社の安定性です。
つまり、その会社が堅実に利益を上げて、確実に利息を支払って元金を返してくれるのか、ココを見るわけです。

出資においてみられるポイントは、会社の成長性です。
その会社がどのくらい大きく成長するのか、ココが見られます。

なぜチェックされるポイントが違うのかというと、融資と出資では期待されるリターンが異なるからです。

融資の場合、銀行は利息収入でお金を得ているので、急成長や急拡大なんて望んでいません。堅実に事業を回して確実に利息を支払う企業が好きなわけです。

出資の場合、投資家が期待しているのは投資した企業の株価の上昇です。会社が拡大・発展すればその分株価も大きく上昇するので、投資家が求めているのはより成長する企業なわけです。

これを考えると、それぞれに出す事業計画書は違うテンションで書かなければいけないということが分かります。

融資で使う銀行向けの事業計画書は、より堅実により確実に、安定して一定の利益を上げるような計画の方がいいです。行う事業も、革新性や今までにない新しいことをアピールするよりかは、世の中にもうすでに存在するビジネスの方が受けがいいです。

かたや出資で使う投資家向けの事業計画書は、より事業が拡大して成長するような計画の方がいいわけです。銀行とは反対に、世の中に既にあることよりも、革新的な事業の方が好まれます。

ということで、このような違いを考えて、事業計画書の書き方には注意するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、銀行に出す事業計画書とVCに出す事業計画書の違いというテーマについて紹介させて頂きました。

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https://osagyousei.com/report01/
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最後まで読んで頂きありがとうございました。